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2012.11.01 Thursday

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2010.10.19 Tuesday

女神イシュタル


「女神イシュタルの子よ――貴女の歩む道に栄光あれ」


大きいハートのローズクォーツが語りかけてくる。

頭の中に響く名は、女神イシュタル。

聞いたこともない女神の名前。

検索するのも億劫で、ただただ彼女が語りかけてくる言葉に耳を傾けた。


まだこれほどまでに人口が増える以前に、私は数少ない民衆より選ばれた王でした。

女神イシュタルは、ひとりの女としても、王としても、確固たる人格を持った強い人間でした。

まるで己が神であるかのようなその立ち居振る舞いに、人々は打ち震え、跪き、恋い慕い、時にその足元に跪き鞭うたれ、死んでしまっても好いとさえ考える者まで現れたほどカリスマ性の強い王でした。

判断力、決断力、統治力、発言力、全てにおいて完璧で、この王の出現により民衆はただ一つの道を歩み始めるのです。

”王のために我らは生きている”

そのような考え方がごく自然に生まれ、民衆はやがて王権制度を難もなく受け入れるのです。


私の力は、地球の神々(自然)のみならず、宇宙の絶えまない豊かな創造性により作られていきました。

豊かな叡智。

豊かな想像力。

留まらずに次々、私の中からは叡智が溢れだすのです。


一体、この力を自分ひとりで支えきれるのかと、面白いながらも不安に思うこともありました。

不安というよりも、狂った喜悦に近いかもしれません。


”何でも手に入れられる。手に入る。望みさえすれば――望む事をやめなければ”

その確信。

私には手に入れられないものは何一つないかに思えました…


(つづく)





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